最新ハワイ不動産動向

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ハワイ不動産売買の基礎知識

その3 正確な情報をどう活用するか

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宅地建物取引主任者
豊岡 広至

前回説明したようにハワイの不動産売り物件情報は、どの不動産業者も同じ情報ならどこで購入しても同じように感じるでしょうが、入手した情報を客観的に正確に分析してお客様の身になり適切なアドバイスが出来るかどうかが、業者を見分ける重要な要素になります。売りたい物件、買いたい物件の値段が適正かどうかは、過去1年間~5年間の同じ地区の物件、または同物件の売買実績、州の固定資産税評価額を参考にして相場価格を見ることが出来ます。今の経済状況が上昇中か又は下降中か、売買されている数が多いか、少ないか、地区の人気はどう変化しているか等で価格を考慮できます。

そして候補を絞り物件を視察し、環境、付帯設備等を細かくチェツクを行なって充分に吟味をします。例えば同じコンドミニアムの同じ階で価格に大きな差がある場合は、売り急いでいる物件等ありますので業者に質問して疑問を解消することが大切です。業者の良し悪しは、規模の大小でなく、物件売買においてお客様の身になって誠意ある親切な対応、購入後の物件の管理が良いかで決まります。ハワイの不動産セールスマンは、ほとんどコミッションセールスであり大手業者の社員異動は頻繁です。物件の売買のみ介入して、購入後の物件管理については管理会社との別の契約に基くことで、管理について売買に係わった会社および社員の責任でないという考え方をします。この点日本では売買を取り扱った会社が、管理も責任を持って行うのが当たり前のようになっていますので混同しがちです。したがってコミッションセールスでなく自社の社員セールスマンが売買に立会い、物件の管理も自社で行う会社が一番安心ということになり購入後の管理が重要となります。次回は買う前に知っておきたい管理のことについてお話しいたします。

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